OPEN SESSION(2015)展示会場内特設ステージ(東3ホール)

1月28日(水)粘接着技術オープンセッション

セッションNo.110:30~11:10

キーノートスピーチ・概論:「粘着力発現のメカニズム」

兵庫県立大学大学院工学研究科 連携客員教授 浦濱 圭彬 氏

粘着テープの接着機能発現機構は、接着剤と大きく異なっている。その特徴は貼付するとすぐに接着形成することである。これには粘着剤のバルクと界面、特にバルクが大きく関わっている。粘着力発現の機構を、この瞬間接着から明らかにするとともに、両面粘着テープ用と光学用保護フィルム用の粘着剤についてバルクの役割から解説する。

セッションNo.211:25~11:55

「最新の粘着に関するトピックスと動向」

コンサルタント 名手 和男 氏

粘着テープ・シートは、包装・梱包分野は勿論のこと、建築・土木、エレクトロニクス、半導体、自動車、医療分野で、製品の一部品として、あるいは、プロセス加工用・部品組立用として幅広く使用されている。粘着テープ・シート接合の採用により、製品の小型化、薄型化、軽量化を実現できるともに、製品設計の自由度が増大し、生産性向上を図ることができる。本講演では、主要分野別に、粘着テープ・シートの利用状況、トピックス、動向について述べる。

セッションNo.312:10~12:40

「自動車内装用接着剤の現状と展望」

接着コンサルタント 相澤 幸彦 氏

自動車内装部品用接着剤はインストルメントパネル、ドアトリム、加飾部品、センターコンソール、天井材などの内装部品の成形加工に使用され、乗車時の心地よさ、見た目の豪華さ、遮音性等乗車者への満足感と安全性を与えることが要求される。自動車工業会自主目標によるVOC対策など環境対応がはかられ、耐熱性、耐久性等の性能面や生産効率、コスト面からの改善もすすめられてきた。これらの現状と展望について概要を述べる。

セッションNo.412:55~13:25

「機能性粘着剤の設計と開発」

サイデン化学(株) 開発本部 取締役本部長 小田 純久 氏

粘着剤は接着剤と異なり軽い圧力で容易に接着できる材料として粘着テープや粘着ラベルに使用されている。近年は粘着剤の接着という基本性能の他に光学的・力学的・電気的・熱的・再剥離性等の各種機能が付加されるようになってきた。これらの具体的な例を挙げて今後の粘着剤の進化について考えてみる。

セッションNo.513:40~14:10

「王子グループの粘着と剥離フィルムについて」

王子ホールディングス(株) イノベーション推進本部
アドバンストフィルム研究所・上級研究員 河合 昌人 氏

製造工程用キャリアーや保護用として多く使用されているOPPフィルムの高機能化として自己粘着性OPPフィルム、および軽剥離性を付与させた特殊フィルムを中心に、他の機能性付与フィルムについて紹介する。合わせて当社グループで開発をしている粘着性品等についてその特性を紹介する。

セッションNo.614:25~14:55

「医療用貼付剤の現状」

リードケミカル(株) 医薬研究部 課長 山 誠二郎 氏

医療用貼付剤(経皮吸収製剤)には様々な形態が存在しているが、日本国内ではマトリクスタイプが主流となっている。その構造は布やフィルムを用いた単層もしくは複層の支持体上に、有効成分を含有する膏体が塗布され、適用面の保護として剥離ライナーが被覆されている。これら貼付剤に使用される支持体やライナーなどの資材に関し、医薬品用途としての品質及び規格設定についての要求事項について紹介する。

セッションNo.715:10~15:40

「タッチパネル・フルラミネーションの先進的プロセス
『大気BEND®』」

(株)FUK 企画・営業部 佐伯 和幸 氏

1.5インチのスマートウォッチから90インチ以上のサイネージまでタッチパネルのフルラミネーションが広がりつつある。既存設備や粘・接着剤では生産上の問題点が顕在化しているため、生産を実現させる新しいプロセスと粘・接着剤の検討が加速している。本講演では、あらゆるサイズ・あらゆる形状をフルラミネーションさせる先進的プロセス「大気BEND」方式と最新の粘・接着剤による製造ソリューションを解説する。

セッションNo.815:55~16:25

「超淡色粘着付与樹脂」

荒川化学工業(株) 化成品事業部 研究開発部 TFグループ 櫻井 良寛 氏

無色に近い淡色なオリゴマー樹脂を紹介する。幅広いポリマーに添加することができるため、例えばポリマーの粘弾性や極性を改質する目的で、各種粘着剤、接着剤への使用実績がある。また、耐熱性や耐候性にも優れており、経時安定性が求められるポリマーの改質剤として可能性を持った樹脂である。「耐候性」「液状樹脂」といった最近の開発トレンドについても紹介する。

お問い合わせ先

株式会社 加工技術研究会
TEL:06-6390-1501  FAX:06-6390-1501  E-mail:osaka@ctiweb.co.jp

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